賀茂のカーネーション・切花

賀茂のカーネーション

賀茂地域では東伊豆町・河津町を中心にカーネーションの栽培が盛んです。
 カーネーションは、母の日の贈り物としてはもとより、普段から花束やフラワーアレンジメントなどで多く活用される、可愛らしい八重咲が特徴的なお花です。
賀茂地域では、毎年100を超える品種のカーネーションが生産されており、その多様さに圧倒されます。
また、当地域の特徴的な栽培方法として「雨あて栽培」があります。雨あて栽培とは、夏から秋にかけてハウスの被覆資材を外し露天状態にする栽培方法のことです。過剰な高温を避け日照を最大限確保することで、高品質な切り花を出荷できます。
特徴的な栽培方法も相まって、令和元年度、国内最大規模の花の展覧会である「関東東海花の展覧会」において、当地域の生産者がカーネーション金1席(農林水産大臣賞)を受賞するなど、賀茂地域は高品質なカーネーションが多く生産される地域として評価されています。

賀茂の切花

賀茂地域ではカーネーションのほかにも、ストレリチア、マーガレット(切り花)、キンギョソウ、花麦など、地域性のある珍しい切花が栽培されております。