東部のクレマチス・マーガレット・花壇苗

長泉町、三島市、富士市で生産されています。繁殖が難しく、高い栽培技術が必要な品目でしたが、長泉町の生産者がミスト繁殖法を確立したことにより、生産が盛んになりました。
東部地域では苗生産と成品生産の両方が行われています。宿根のつる性植物なので、フェンスにはわせて、毎年開花を楽しむことができます。
様々な品種の中から、自分の好みに合った花色や花型を選ぶことができます。

静岡県農業技術研究所が育成した品種のうち、鉢花や花壇に向く品種を、沼津市、三島市、伊豆市、伊豆の国市、富士宮市で栽培しています。白や赤、ピンクなどの色に加え、一重咲き、八重咲き、丁字咲きといった花形も豊富です。
また、ハナワギクとの属間雑種で育成された、香りがラベンダーの品種や花色が珍しいクリーム色の品種など、様々なタイプがあります。花壇の植え込み材料や室内用の小鉢など広範囲な用途に利用できます。開花は秋から始まり長期間楽しむことができます。

東部地域は花壇苗の栽培が盛んです。パンジー、サルビア、マリーゴールド、ペチュニア等の他、数多くの種類の品目が作られています。
東部地域の山土をベースにした用土を使い、植物の生育状況に応じたかん水や施肥管理を行い高品質な花壇苗を生産しています。